切らない後天性眼瞼下垂治療点眼薬:アップニーク®とは

後天性の眼瞼下垂に、1日1回点眼するだけでまぶたが上がりやすくなる点眼薬です。すべての眼瞼下垂に効果があるわけではありません。
アップニークが効きやすい
- 加齢による眼瞼下垂
- コンタクト長期使用による眼瞼下垂など
アップニークが効きにくい
- 先天性眼瞼下垂
- 重度の眼瞼下垂
- 皮膚のたるみが主体など
アップニークでまぶたが上がる仕組み
まぶたを上げる働きに関わる筋肉は主に2つあります。
1)上眼瞼挙筋:自分の意思で動かせる筋肉(随意筋)で、まぶたを持ち上げる主な役割を担います。
2)ミュラー筋(上眼瞼板筋):上眼瞼挙筋と連続している平滑筋で、自分の意思では動かせない筋肉(不随意筋)です。まぶたをさらに約1~2mm持ち上げる働きをします。
アップニーク(UPNEEQ)は、このミュラー筋を収縮させることで、まぶたを開きやすくする点眼薬です。
薬が効いている間だけミュラー筋を収縮させてまぶたを開きやすくするため、効果は一時的です。手術のようにまぶたの構造を変える治療ではないため、手術に匹敵する効果はありません。
使用方法
1日1回、1滴を点眼するだけです。点眼後5~15分で効果が現れ始め、2時間でピークに達します。効果の持続時間は約6~8時間です。(平均1.0mm程度まぶたが持ち上がります)
副作用
主な副作用
- 点眼時の刺激感・しみる感じ
- 目の充血
- ドライアイ(目の乾き)
- かすみ目
- 頭痛
- 目のかゆみ・異物感
注意が必要な方
- 緑内障などの眼疾患がある方
- 高血圧・心疾患・甲状腺疾患・糖尿病のある方
- MAO阻害薬や三環系抗うつ薬など、一部の薬を使用している方
- 妊娠中・授乳中の方(安全性は十分に確立されていません)
リスク・注意点
- 効果には個人差があります。
- 効果は一時的で、薬が切れると元の状態に戻ります。
- まぶたが大きく下がっている場合や、眼瞼下垂の原因によっては十分な効果が得られないことがあります。
- まれに瞳孔が開く(散瞳)、血圧上昇、動悸などが起こることがあります。
- 強い目の痛み、急激な視力低下、アレルギー症状(まぶたの強い腫れ・発疹・呼吸苦など)が現れた場合は、使用を中止して速やかに医療機関を受診してください。
症例


院長より一言
眼瞼下垂の手術に代わるものではありませんが、効果が高い方の場合は1.5~2ミリほどまぶたが上がります。6ヶ月以上の連続使用は避けてください。(本剤を6ヵ月を超えて点眼した際の有効性及び安全性は検討されていません)
料金
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 10本セット(1本で両目にご使用いただけます) | 1,870 |
| 30本セット | 5,500 |
